Thursday, June 22, 2006

喜劇王達の夜

●先日、仲本工事が離婚して全員が独身になったドリフターズ。平均年齢は優に60を超えてる面々がこの体たらく。しかし、ワタクシはこの芸能ニュースを見てある感慨にふけった。
●古今東西、コメディアンとはこういう人種なのだ。
●まず、大御所から。チャールズ・チャップリンは離婚結婚を4度繰り返した。有名なのは「モダンタイムス」のポーレット・ゴダードだが、彼女(当時18歳ぐらい)にフェラチオを強要したという。当時ゴシップ記事に掲載されたらしいが、新聞紙上にこのワードが掲載されたのははじめてっだたと言う。基本的にはロリコンで、この辺は加藤茶と類似性がある。晩年はスイスで最後の妻と人生を全うしたが、前半のチャップリンは放浪の変態紳士だった。
●お次はアメリカから。これも大物のウッディ・アレン。映画通には有名な話だが、再婚相手のミア・ファローとの間に何人もの養子を持ったウッディ。ここまではよくあるハリウッドセレブの話だが、ミア・ファローの自伝を読むと、なんと10歳にも満たない幼女に性的いたずらをしているところを目撃したそう。実際、チャイニーズ系の養女と裁判で争って真剣を勝ち得た後、20歳になるのをまってその養女と入籍たニューヨーカーのシンボルとまで言われた天才コメディアンも現在はロンドンで暮らしています。ちなみにチャップリンもウッディもユダヤ人です。
●こちらは日本の喜劇王・森繁久弥。この人はもともと、「社長シリーズ」「駅前シリーズ」など有名な喜劇役者です。「大遺言」が久世氏の死で終わってしまいましたが、この会話の中身が「モリミッちゃんね(森光子)。若い頃はいい女でしたよ…何かあったかって?野暮なこと聞きなさんな。クックックック(笑)」と言う内容のオンパレードでした。
●最近の笑い芸人も明石屋さんま、松本人志、志村けんなど、エポック・メイキングな人ほど独身貴族です。たけしも事実上、独身でしょう。
●また、逆に男はつらいよの寅さんで知られる渥美清は徹底した秘密主義で生涯を送りました。逆に何か凄みを感じさせます…
●破天荒芸人と言えば、横山やすし。この人は女癖というより酒癖でしたが…
●演歌でも有名な桂春団次も資産家の未亡人にパトロンになってもらって「後家殺し」の異名で一躍、有名になりました。
●アメリカのコメディアンでピーウイー・ハーマンは映画館で露出して業界を追放されました。
●ジョン・ベルーシはオーバードーズで死にました。
●今、お笑いブームで若手芸人がモテモテなようですが、もともとお笑い芸人というのは昔からよくもてたようです。
●天国でちょーさんも笑っています。

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