Thursday, July 20, 2006

ダークサイドジャパンツアー②大阪

●ディープ大阪知ってまっか?
●関西出身の作家・宮本輝氏はデビュー作「泥の河」で船で売春を営む一家を描いてましたが、あれは実在していたでしょう。場所は道頓堀川と尻無川のの合流地点で、最寄り駅は大正です。今でもヨットを停泊させてバーをやってます。昔からそういう習慣があるのでしょう。
●この大正の近くに「リバティー大阪」という博物館があります。barairo.net/libertyOSAKA/1.html - 4k - 正式名称は大阪人権博物館です。様々な差別問題を取り扱ってます。大阪は元々、渡辺村と呼ばれてました。その中心には巨大な被差別部落があり、当時、渡辺村と呼ばれていたそうです。その中心地にリバティー大阪はあります。一度、見学すると歴史教科書には載ってない日本の裏面が見えてきます。
●飛田新地ってしってますか?現存する日本最大の遊郭です。場所は天王寺から徒歩10分で、西成あいりん地区に隣接しています。別に女性をかわ無くても、城内にある居酒屋「たいよし百番」で見物できます。ここは元々、廓をそのまま再利用した店で、内装も昔の雰囲気を残しながらリフォームされています。泉鏡花や、永井荷風の世界に耽溺できます。www9.ocn.ne.jp/~jitian/ japan/osaka/taiyoshi/taiyoshi.htm - 24k
●同じく天王寺商店街にある「明治屋」はじゃりんこチエ好きの方にはたまらないお店です。居酒屋評論家の太田和彦さんも「日本の宝」と激賞しています。tabelog.com/osaka/rstdtl/27000546/ - 48k -
●同じく天王寺の「魚市」。ここはワタクシが日本一の居酒屋として推薦します。マグロの眼肉はDHAで有名になったけど、ここは流行するはるかに前から昼飯で出してた。マンボウの肝とか、マグロの眼肉とか、珍しいモンをごく普通の食材みたいに扱ってるあたりに実力を感じる。
場所:天王寺アポロB2・天王寺駅ビル・天王寺mioにそれぞれあります。
電話:06-6649-4652
時間:11:00-22:00
休日:第2・3木
●コリアンタウンとして知られる鶴橋・桃谷エリア。かつては猪飼野と呼ばれてました。鶴橋市場のチジミやキムチは日本一充実してます。イートインも出来ます。お勧めは焼き肉屋「空」。韓国料理屋「ソウル家」。お好み焼屋「オモニ」。肉料理屋「遊山」。
●前述の大正は沖縄人エリア。戦前戦後、紡績工場の労働力として大量の沖縄人が移住してきた。琉球料理屋が数多くある。しかしお薦めはそば不毛の地・関西を代表する蕎麦屋「凡愚」。
●織田作之助の「夫婦善哉」で有名な法善寺横町は大阪切手のグルメストリート。お薦めは焼き肉屋「とらちゃん」「彦壱」。お好み焼きや「」ふぐ料理屋「南進」。
●なんだか食い物屋の話ばっかりになりましたが、「ミナミの帝王」や「ナニワ金融道」でおなじみの街ですが、これは紹介する必要はありませんね…

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