Thursday, July 06, 2006

北朝鮮7発のミサイルの七つの謎

●一連の北朝鮮問題。
①なぜ七発撃ったのか
一説によると、テポドン2の実験が失敗した時の言い訳説。また、連射ができることをアピール。または着弾地点を一直線に並べられる能力を証明。または軍の暴走。わかりません…わかってもたいした意味がないような…
②なぜ日本海に落としたのか
ロシアの承諾済みだから。これ以上、日本よりになるとイージス艦を配備しているアメリカを刺激する。
③テポドン2号の性能はどうか
アメリカの挑発でハワイを狙ったが着弾失敗した。あの位置にわざと落としたとすれば、どちらにしろ米にはびびってるわけです。北朝鮮のお得意の瀬戸際外交の粋を出ていません。
④この次の発射はあるのか
テポドン2を用意しているそうだが、どうだろうか。そんな金はないと言うのが事実。一番よくないのは過剰に反応すること。どうせ撃っても本土を狙ってくることはないだろう。狙ってきたら?撃ち返してやればいいんですよ。その時こそ。
⑤今回の北朝鮮の狙いは何か
経済制裁に対する解除。米との直接交渉。そんで結果的に日本からの資金調達。要は金体制の延命。それ以外に何がありますかね。
⑥世界の大国はどうするのか
北朝鮮は中国の属国。事実上、港や鉱山の採掘をしているらしい。中国は米に対抗意識をもっているので簡単には賛同しないだろうがガチンコでやる案件でもないと考えているはず。拒否権は発動しないでしょう。事の成り行きを見ているプーチン・ロシアも不気味ではある…アメリカは北朝鮮はどうでもいいと思ってるよ。CNNなんか観ててもあまりとりあげてないし。基本的には中国の管轄だと割り切ってます。そりゃ日本にはリップサービスで調子のいい事言っとりますが…
⑦日本はどうすべきか
金持ち喧嘩せずではないが、クールに対応すべき。そもそも日本は来た北に対してどう対応するのかプリンシプルをもっているのか?たとえば、金正日体制が崩壊した後、大量の難民が想定されるがそこまで考えているのか?韓国は考えている。中国も考えている。どういう状態が日本にとって一番望ましいか。安易に金政権の崩壊を願ってはならないのだ。アメリカなんかは本音では今の南北分断状態でOKだと思ってるんじゃないですかね。そのことを踏まえた上での拉致問題であろう。拉致問題ありきでディシプリンを決定してはならない。拉致問題に対しては粘り強く交渉するほかないのだ。日本の法律を変えない限り、今のやり方が一杯一杯なのだ。その辺は北も知悉している。ただ、この問題で憲法改正議論が出るのは明らかにおかしいので、時限立法で処理すべきである。
●なんだか石原慎太郎や、櫻井よしこみたく景気よくないがこんなもんだろう…

0 Comments:

Post a Comment

<< Home