Thursday, June 01, 2006

ダークサイドジャパンツアー①京都

●糸井重里夫婦が引っ越してますますセレブ御用達の都市になりつつある京都。
しかし、1200年の歴史を誇る魔都という裏面をもっている。
怨霊や、戦争の亡霊が巣食う古都京都のダークサイド案内をします。
●京都駅近くの「お好み焼き」に入っている謎の白い粉
あぶらかすって知ってますか?牛の腸内にある脂肪分のことだが、京都七条あたりの「お好み焼き屋」ではこれを材料にする。元々は被差別部落で常食されていたという説もあるが、これが実にうまいんです。多分、日本中にこれを食える店は少ないので、豆腐と湯葉に飽きた方はぜひたべてみてください。お薦めは「山本まんぼ」「吉野」。
●ユダヤ人が開いた?太秦周辺
もともと京都を開いたのは外国人だったって知ってますか。
聖徳太子のブレーンだった秦一族がこの太秦に移住したのが街が発展する契機となった。
この秦氏というのがその出自がよくわからなくて中国人とも朝鮮人とも言われている。
そんな諸説の中で巷間言われているのが、実はユダヤ人なのではないかと昔から言われている。
その根拠はこの太秦の神社仏閣に謎の痕跡がある。
ソロモン王の名前がついた井戸、五角形の星(ユダヤのマーク)、三角形の鳥居など、不思議なオブジェがある。広隆寺にある半跏思惟菩薩は国宝第一号で有名。
太秦は映画村というイメージがあるが結構奥が深い。
●反逆の街・亀岡
京都から電車で30分の城下町。
ここは地元では反逆者の町で有名。亀岡城の初代城主は明智光秀。また、昭和時代、大弾圧を受けた大本教の本部もこの亀岡。お薦めは七代目小川植次が造園した洋館を旅館に改造した「楽々荘」。トロッコ電車de
有名な京都の実業家・田中源太郎の邸宅です。彼もまた、国策に逆らって電車を引いた反逆者ともいえます。和洋折衷建築の傑作。一見の価値有。また、アマンリゾート日本初上陸がこの亀岡の近くになる予定。
PRICE1泊2食付平日\29400~(休前日\33600~)、庭園が見渡せ、半露天風呂から山桜が見える客室「山桜」\33600~(休前日\42000~)CONTACT京都府亀岡市北町44 ℡0771-22-0808 IN15:00 OUT12:00 京都駅から亀岡駅まで30分。駅から徒歩8分。www.rakurakuso.com
●京男はオタク、京女は露出狂
祇園周辺には御茶屋バーなるものがある。要は元芸者が経営しているバーなんだかスナックなんだかよくわからない店。ワタクシはそんな店に何回かいったことがあるが面白い。何が面白いかというと来てる地元のお客さんである。ワタクシがたまたま出会ったお客さんは中条きよし似のチョイ悪親父だったが、口を開くと霊の話しばかりだ。さすが、安倍清明の町と言う感じだ。京都の世界遺産は神社仏閣ではなく、今日も街中をのたくっているボンボンだ。実際にみうらじゅん、鏡リュウジ、島田紳助など、趣味を仕事にしている人が目立つ。このゆるーいカルチャーを支えているのは長男を大切に扱う京文化の特徴。逆に、人の目を気にしなくてはならない京女は大変である。だから東京に上京すると反動で裸になりたがる人が多い。(例・由実かおる、杉本彩、幸田久美)
●とりあえず、今日はこの辺で。ワタクシが見聞きしたダークサイド観光は今後も続けて行きます。

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